なめらか肌へ

美しさの基準は、モノによって違います。モノの表面的な見た目ひとつ取っても、デコボコしたのが美しいと言われることもありますし、なめらかすべすべ、そしてつるつるであることこそ美しさであると言われているものもあります。
デコボコが美しいと言われるのは、例えば昔の茶碗や何やといった焼き物、あるいは雄大な風景の中にそびえる岩山のようなところ。
茶碗の表面のデコボコは、「作品のクセ」などと呼ばれて愛好家たちの目を細めさせていますし、デコボコと切り立った岩山の風景には息を飲むような自然の厳しさと美しさを感じることになるでしょう。
のっぺりしたお茶碗も、持ちやすく飲みやすいものではありますがどこか平凡な感じがするものですし、岩山がノペッとしていたらあまり荘厳さがないような気がします。
美しさとは、そういうものなのです。

とはいえ、人のお肌のことを同じ次元で語るわけにはいきません。お茶碗や岩山とは逆に、人のお肌が美しいと言われるとき、そこにはなめらかさが必要です。すべすべで、つるつるであることが。
そういうわけで、ニキビを治す、ニキビ跡を治すということが行われています。
ニキビや、それが出来てしまったあとに残るニキビ跡は、人のお肌をデコボコな感じにして、美しいとは言えない感じにしてしまうからです。

ニキビが出来てしまうのは、子供たちの頬にある赤いやつを「青春のシンボル」と言うくらいですから人にとっては宿命のようなもので、仕方がないことだと言えます。
けれど、ニキビ跡について言えば、残らないように治すことも可能なのです。